三郎天神社

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私の家から一番近い神社は三郎天神社である。歩いて5分くらいである。古賀市小竹の古くからの農家がならぶ通りの、一番山手の小高い丘の上に鎮座ましている。周辺は新興住宅地として開発されて、住人は増えたが、この通りの人だけが神社のお世話をされているようである。
春と秋には祭りの旗がかかげられるし、正月元旦には参拝者にお神酒がだされる。たまにお篭りの行事などが隣組の回覧板で案内されるが、新しい住人は殆ど無関心で、ひまな私がでかけても、なかなか溶け込めない雰囲気である。
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石の鳥居もあるし、石の狛犬もあり、石の灯篭もちゃんとそろっている。献上されたのは明治20年代から昭和一桁の間である。小竹が養蚕業などで栄えた時代に献上されたのであろう。しかし神社の由来は誰もご存知ない。祭りの祭主としてこられる五所八幡宮の神主さんも全く手がかりないとおっしゃる。明治時代に書かれた青柳村の村史にも、菅原天神社であるが由緒は不詳と書かれている。古賀市内にはほかにいくつか天神社があり、大宰府天満宮の社領が古賀方面にあったとされているから、そんな縁であろうか。一般的には天神社は雷よけの神様という説もある。
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社のつくりは比較的新しいが、やはり本格的な宮大工の手法で作られている。柱の木組みや彫刻なども標準的な水準の作業が行われている。屋根瓦はきれいで戦後に修理されたのであろう。ちかくに本職の瓦屋さんがおられる。小部落で神社の保守や祭りを維持していくのがだんだん負担になっていくのではなかろうか。
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by gfujino1 | 2005-03-11 22:01 | 郷土史
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