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旧制高校の思い出と終焉

旧制高校が無くなって55年、現在の大学生にその姿を知ってもらうために、九州大学の図書館で写真展が開かれた。
わたしが在学した福岡高等学校は戦争末期で、1年間短縮されて2年間だけでの繰上げ卒業であった。
しかも3ヶ月間は工場動員で学校には居なかったから、他の学年の諸君よりは縁の薄い時代である。
今回の写真展にでかけたので、その幾つかを紹介する。
     講堂の内部写真
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     開校記念式典
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     授業風景(秋山先生)
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     初代から5代までの校長
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     恩師たちの写真
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このなかでは直接教えを受けた記憶に残る恩師の写真はわずかであった。
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この太陽時計は、ヨット部の集合場所にあったので、よくおぼえている。
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同窓会(青陵会)活動は一応毎月天神でひらかれているが、会員の高齢化により集まるメンバーが減少している。他の高校ではすでに解散したっところもあり、福岡はまだいいほうらしい。
最近では五高、佐高、山高のOBで福岡在住の方が青陵会に合同参加されている。
山口などは、大きな都市がなくて地元在住者が殆どいないので、最後の総会を東京で開くそうだ。
全国の寮歌祭もあと5年くらいで終了となる予定だ。旧制高校の復活論もあるけど、実現できそうな気配はない。いよいよ終焉の時期がせまっている。
by gfujino1 | 2008-08-21 09:47 | イベント
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