常岡源吉翁の顕彰石碑

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古賀市小竹の公民館前に常岡源吉翁の顕彰石碑がある。明治20年代はじめに糟屋郡青柳村で養蚕業の創業に貢献した人物である。青柳村史や古賀町誌にも記載されている。
石碑の裏面には、「当時栽桑、養蚕の法拙なるを概し、明治21年単身郷里を出て、信州の各地を遍歴し刻苦研鑽、大に得るあり。22年帰来卒各種の範を示し特に信州式蚕座を用い飼育の改良を図る等此業に一新面を開けり。爾来蚕業俄然として各村に普及し、以って今の盛を致せるもの実に翁の啓示に負う所少なしとせず。是より先海外に渡航し、不幸米国に客死せり。嗚呼可惜哉。」と翁の業績を讃えている。米国の市場開拓まで手がけたのであろう。
石碑の書は勲一等侯爵黒田長成とある。黒田藩最後の藩主長愽の子で、慶応3年生まれ、幼名は幸千代、明治7年に長成と名乗り、号は桜谷。
ケンブリッジ大學に留学し、黒田家を継いで侯爵となり、明治25年から昭和14年まで、貴族院議員を務めている。
福岡では修猷館の第3代館長を務めている。名筆家として知られ、県内の著名な石碑にその書がみえるが、小竹にその書の石碑があるのは光栄である。


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by gfujino1 | 2005-03-14 14:30 | 郷土史
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